
今月のリボルテックも先月(ブロッケンとヘルダイバー)に引き続き、機動警察パトレイバーからのラインナップ、No.10のイングラム(TV版)のバージョンアップともいえる劇場版イングラムが発売されました。あー、前述の説明だけでは些か誤謬があるかもしれませんね。あくまで、
リボルテックの商品としてのバージョンアップであって、イングラム自体は一応別物です。
それでは、
海洋堂 リボルテックヤマグチ No.042 AV-98 劇場版イングラム1号機レビューします。どんなにすごい玩具でも結局はレビューする者の……知恵と勇気!←皆無w
| リボルテック 劇場版イングラム1号機 |
| メーカー | 海洋堂 |
| 価格 | 1,995円(税込) |
| 発売日 | 2008年 1月12日 |
| 全高 | 115mm |
| 登場作品 | 機動警察パトレイバー the Movie |
| 原型製作 | 山口勝久 |

今回の劇場版イングラムは単なる焼き直しに止まらず、完全新規金型が採用されているのが最大のポイントといえると思います。
確かにNo.010のイングラムと比べて、全体的によりシャープにまとめられた印象を受けます。肩にもリボルバージョイント(6mm)が組み込まれているので立ち姿も自然と決まるのでしょうね。

また、主だった変更点としてはパトライトを点灯状態で再現してあります。


もちろん、No.010で培ったノウハウが生かされているので、安心して購入できましたね。劇場版とTV版ということで、微細ながら差別化が図られているのもファンには嬉しいところじゃないでしょうか。

TV版と比較して、一番わかり易い変更点としては頭部アンテナ先端部分のカラーリングの違いですね。アイボリーからスカイブルーに変更されています。あとは、シールドのエンブレムと収納式パトライトが展開されている点ですかね。もっとも、私自身すべての変更点を把握しているわけではないのでご容赦下さいm(__)m

以前は肩アーマー部分にパーテーションラインなどが浮き出てしまっていましたが、そのようなこともなく製品としての品質も向上しています。

モニター部分はTV版よりも暗めに塗装されています。また、こめかみ部分のマーキングも微妙に変更されています。便宜上、変更と書いていますが、劇場版のほうがTV版よりも先なんですけどねw

脚部に関しては(ギミックを除く)目立った変更箇所は見受けられません。せいぜいスミ入れの色が薄くなったくらいかな。

文章だけでは理解しにくいでしょうから、取り敢えず見比べてみてください。ライティングの如何に関わらずTV版は全体的に黄ばんでいます。これは経年変化による日焼け(若しくは煙草の所為?)なのか今となっては判然としませんが、現時点だけでいうと、劇場版のほうがカラーリング、フォルムともに洗練されています。

スタンスティック(電磁警棒)は収納、展開状態の2種類が付属しています。盾の内側に収納することが可能です。

やはりリボルバージョイントを採用したおかげで肩周りの自由度が向上しています。劇場版をいじってしまうと、もうTV版の可動では満足できなくなってしまいます。あらためてリボルバージョイントのすごさを実感せざるを得ません。

リボルバーカノンも今回は3形態を再現しています。まずは写真の通常形態。

リボルバージョイントは合計で11個使用、全身40箇所可動です。可動面においては何ら不自由を感じることはないのですが、各所ジョイントがゆる過ぎたり固過ぎたり、これは個体差でしょうから諦める他ありませんが。

続いてリボルバーが展開されているリロード形態。これはサービス精神旺盛過ぎw

右脚部のリボルバーカノン収納ベイの開閉をリボルバージョイントにより再現しています。普段は通常形態の銃を収納することが可能です。写真ではスライド伸縮アームと、収納ベイ用の銃(ジョイント用突起付き)を使用してリボルバーカノンの取り出しを再現しています。

因みにスライド伸縮アームは分割して平手として使用することもできます。ここで大きな問題がひとつ。アームのジョイントが痩せているのか腕のジョイント穴が大きすぎるのか、しっかりとはめ込むことができません。写真では銃を持たせるようなかたちで固定していますが、これは個体差? とにかく困りました。

指差し用のオプションハンドも付属しています。この他に武器持ち用(銃×2 警棒×1)が3つ、左平手、スライドアームといったセット内容。

90mm連装ライアットガン付属。これは新規に追加された武装ですね。

思うに、セット内容の充実振りが異常です。TV版と同じ価格で売るには、どう考えても無理があり過ぎると思いますwww

モニター部分のフェイスガードを下ろした状態のオプションヘッド(バイザーヘッド)も付属。前回のイングラムを購入した方も楽しめる、というか怒り出してもおかしくないようなオプションの数々(笑)

ディスプレイベースはレイバーシリーズおなじみの仕様。ここで恒例の余談でも。劇場版イングラムとのことですが、実はThe Movieの劇中で『イングラム』という単語は登場しません。98式や、アルフォンス(野明機の愛称、以前飼っていたペットが由来、野明曰くイングラムはアルフォンス3世)、2号機(太田機)の呼称で通っています。
【総評】
ということで、劇場版イングラムでしたが、前述のようにTV版と比べて格段にレベルアップしています。レイバーファン、リボルテックファンともに納得できる内容に仕上がっているんじゃないでしょうか。今回、海洋堂の手抜きだと鼻で笑うのは些か早計過ぎると思いますね。あくまで個人主観ですが、非常にストイックな完成度を誇っていると言えますね。